展覧会 2022年 現代日本画 —夜—

現代日本画 — 夜 —

会期:2022年9月13日(火)- 11月20日(日)

主催:郷さくら美術館

後援:一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会

開館時間:10:00-17:00 (最終入館 16:30)

※本展より開館時間が変更しております。

休館日:月曜日[但し9月19日・10月10日は開館、9月20・10月11日日は振替休館]

美術館からのごあいさつ

このたび、郷さくら美術館では「現代日本画 夜」展を開催いたします。 陽が沈むと辺りは暗闇に包まれます。この光景は、しばしば絵画・音楽・文学の題材になってきました。「夜」は、闇によって畏怖の念を抱かせると同時に、昼の世界とは異なる森羅万象の魅力を教えてくれるからです。私たちは、季節や時間によって移ろいゆく夜を眺めながら、自然の趣や日々の記憶に思いを馳せてきました。本展は、当館の所蔵作品から厳選した静かな風景や、月明かりに浮かび上がる人物・花・建物をご紹介いたします。
夜が長くなる秋の季節に、日本画家の眼を通して描かれた様々な「夜」の魅力をどうぞご堪能ください。
【出品作家】
伊藤はるみ、栗原幸彦、佐藤 晨、千住 博、仲 裕行、中川 脩、 那波多目功一、平松礼二、二川和之、村居正之、渡辺信喜 他(五十音順)

展示作品

那波多目功一《明けゆく(アッシジ)》2001年
渡辺信喜《叢(くさむら)》2005年
中川 脩《醍醐寺螢》2020年
二川和之《湖畔静夜》1993年
佐藤 晨《冬の月》2007年
村居正之《アクロポリスの月》2005年
福井爽人《晨》1989年
平松礼二《彩秋記》2012年
仲 裕行《パオの夜》2001年
高橋秀年(天山)《献灯》1994年

同時開催:「桜百景展 vol.29」

満開の桜の作品のみを展示する「桜百景」は、桜の名所である目黒川のほとりに位置する 当館へお越し頂いた方々に、「お花見」を楽しんで頂くための展示室として、毎回多くの方々よりご好評を頂いております。 「桜百景vol.29」展は、「現代日本画 夜」展に合わせて夜桜をテーマとした作品 14 点を展示いたします。「夜」を描いた背景に浮かび上がる白やピンクの桜の花弁は、儚さと同時に妖しさも感じさせます。館内で季節外れの「夜桜巡り」をお楽しみください。
【出品作家】
阿部泰介、加來万周、髙橋浩規、中島千波、藤城正晴、松原亜実、三島 祥 他(五十音順)

展示作品

中島千波《春夜三春の瀧桜》1998年

出品リスト

※美術館内での出品リストの配布は行なっておりません。
ペーパーレス化へのご協力をお願いいたします。