展覧会 2025年 現代鳥獣戯画展

現代鳥獣戯画 展

会期:2025年9月9日(火)- 11月24日(月)

休館日:月曜日 (但し、9/15・10/13・11/3・11/24 開館、9/16・10/14・11/4 振替休館)

開館時間:10:00 - 17:00(最終入館 16:30)

主催:郷さくら美術館

後援:一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会

住所:東京都目黒区上目黒 1-7-13

展示作品

竹内浩一《戯画猿来迎》2003年
竹内浩一《戯画游》2001年
竹内浩一《戯画女郎蜘蛛とねこ》2005年
竹内浩一《戯画雨中鯰遊図》2004年
竹内浩一《戯画釣名人》2009年
平子真理《Monkey Race》(左隻) 2010年
平子真理《Monkey Race》(右隻) 2010年
佐藤 晨《春日野の神鹿》2021年
佐藤 晨《白秋 月に白狐飛ぶ》2021年
西野陽一《森の家族》2006年
西野陽一《王国》(左隻) 2006年
西野陽一《王国》(右隻) 2006年
西田俊英《聖宿》2004年
武蔵原裕二《一〇八匹犬図-走-》2013年
河股幸和《春 (一)》2008年
河股幸和《春 (二)》2008年

美術館からのごあいさつ

京都・高山寺に伝わる絵巻物「鳥獣戯画」は、12世紀から13世紀にかけて制作された日本美術の至宝です。作品の中に登場するユーモラスで生き生きとした動物たちの描写は、兎や蛙、猿などが人間のように振る舞う愛嬌ある姿を通して、見る者に笑顔と深い考察をもたらします。これらの動物たちは、時代を超えて私たちに楽しさや共感を与え続けています。こうした「鳥獣戯画」に見られる表現は、日本美術の中で長く親しまれてきた「動物画」の伝統にもつながっています。

動物画は、古代から現代に至るまで、さまざまな文化や時代を通して描かれてきた重要なテーマの一つです。日本画においては、動物たちの持つ生命力と自然との調和を追求し、繊細で豊かな表現力を持つ花鳥画など、数多くの作品が誕生しました。江戸時代以降、狩野派や円山派の画家たちがその表現をさらに洗練させ、今日に至るまで動物画は日本画の一分野として進化を続けています。

本展では、「鳥獣戯画」の世界を再解釈した「現代鳥獣戯画」を中心に、動物たちの豊かな表情や動きを、伝統的な日本画の技法で描いた様々な動物画をご紹介いたします。古典の題目に現代の感性が融合して生まれた新しい「鳥獣戯画」の世界を、ぜひご堪能下さい。
【出品作家】
上村淳之、加山又造、川又 聡、河股幸和、北田克己、絹谷香菜子、栗原幸彦、佐藤 晨、竹内浩一、西田俊英、西野陽一、平子真理、藤原敏行、松村公嗣、武蔵原裕二、他 (五十音順)

ギャラリー・トーク

学芸員によるギャラリー・トークを開催いたします。
・開催日 : 10/25(土)14:00~
・開催日 : 11/15(土)14:00~

※事前予約は不要です。
※イベントは予告なく変更になる場合があります。予めご了承下さい。

音声ガイド

本展では、無料でご利用いただける音声ガイド(アプリ)を用意しています。
お手持ちのスマートフォンとイヤフォンにて作品解説をお聞きいただけます。

作品人気投票の開催

会期中、館内では作品人気投票を開催しています。
お気に入りの作品がありましたら、館内で掲示している応募フォームより投票をお願いいたします。

・投票には、お手持ちのスマートフォンが必要となります。
・投票結果は、展覧会閉幕後にこちらのWEBサイトおよびDM等にてお知らせいたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

チラシ半券の割引

本展では、チラシ下部に割引券をご用意しております。
受付にてご提示いただくと、該当の入館料より100円割引いたします。
*割引券は、本展会期中のみご利用いただけます。
*他の割引との併用はできません。
*割引券1枚につき、お一人様のみご利用いただけます。

出品リスト


準備中

※本展会期中は桜の展覧会「桜百景」は開催しておりません