このたび郷さくら美術館では、「Sato Sakura 桜百景展」を開催いたします。未曾有の感染症のため、気軽には遠方の桜を見に行くことができない日々となりそうですが、当館の「桜百景」を通して全国各地のお花見をお楽しみいただけます。古くより日本人を惹きつけてきた桜の花は多くの表現者を魅了し、短歌や俳句・絵画等の様々な表現領域で芸術化されてきました。今日においても、桜を画題とした現代日本画の素晴らしい作品が桜に魅せられた画家たちによって制作され続けています。
本展は当館の桜コレクションの中より、全国各地の桜の名所・名木を中心にご紹介いたします。当館のためだけに描き下ろされた大作や当館主催の「桜花賞展」で大賞を受賞された作品などをエリア毎に展示し、日本全国の桜巡りをお楽しみいただけます。桜の名所である目黒川の畔に位置する当館で美しく咲き誇る現代日本画の桜をどうぞお楽しみください。
◆出品作家
押元一敏、加山又造、栗原幸彦、田島周吾、手塚雄二、中島千波、中野嘉之、那波多目功一、
西田俊英、林潤一、平松礼二、水谷興志、村田林藏、渡辺信喜 他(五十音順)